GOTモバイル機能でアンドン作成

今回は、GOT2000で機能追加されたモバイル機能について、説明します。

目次

1. システム構成

2. GOTモバイル設定

3.終わりに


1.システム構成

システム構成です。(マニュアルそのままですが・・・)

簡単にいうとGOT2000がネットワーク上にあれば、パソコンまたは、スマホ(iPad)で稼働モニタがみれる、操作ができるということです。

パソコンのモニタをエクステンダーで拡張すれば、大画面でアンドンモニタができてしまう画期的な機能ですね。

間違いやすいのは、無線LANユニットです。無線LANユニットは、GOTに追加して無線のAP(アクセスポイント)としての機能です。これがないモバイルができないわけではなく、GOTを有線接続して、ネットワークに参加していればいいのです。


2.GOTモバイル設定

GOTモバイル設定で使用する設定とします。

接続認証設定です。

デバイスの割り当てをします。画面切換等個別制御するのに便利です。

画面切換のデバイスを設定します。

アンドン設定をします。

推奨はブラウザは、Chromeです。

http://192.168.3.18/index.html?andon=true

を入力すると接続できます。

192.168.3.18は対象となるGOTのIPアドレスとなります。

アンドンのように使用する場合、タブレットを持ちながら操作する場合、管理機能で入力したAdmin側は使用しないほうが簡単に接続できます。

iPadの場合は、URLのブックマーク登録がうまくできない(ただ単に使い方をよく知らないだけだと思いますが、)ので、Windowsまたはアンドロイドのほうが使いやすいかもしれません。



3. 終わりに

無線LANユニットを追加する場合は、このような設定をします。

無線の場合は、通信環境によっては動作遅延が発生する場合もあるので、遠隔操作というよりは、モニタ等で活用したほうがいいかと思います。

FA電気設計屋の備忘録

FA設計では、主としてPLC(シーケンサ)を使用してプログラムします。ラダーソフトは、簡便でちょっと理解できれば使えますが、昨今のIOT時代を迎えて、高速、高度化がすすみ、今までPC等の言語系プログラムしかできなかったことさえも可能となっています。そうなると今まで通りの考え方では、プログラム設計はバグとの闘いになります。その闘いの記録とFA設計で必要な備忘録をアップします。

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