人工知能、AIは最近のトレンドでどこでもでてくるようになりました。
検査装置では、AI?でNG画像とNGの種別を登録することで、その特徴からNGの特性を自動で演算し登録してくれます。
ところで、私も含めてAI開発もしたことないような人がAIについてとやかく言うことではないと思うのですが、AIの乱用が多すぎて困ります。
某大学教授が、「機械学習をメインとした今のAIの成長では、人工知能開発には限界がある・・」と称していたことを思い出します。
ビックデータとディープランニングで、人に代わって膨大な量、速度で演算処理できることは素晴らしいことです。しかし、それは人がプログラミングした結果に従って・・ということになります。
先日、社内のシステム構築に関しての打ち合わせでこんな話がありました。
検査装置にAIを搭載し(まあ、あってます)、
データベースで顧客情報と関連付することで(できますけど)
AI処理をして、製品の良否判断を自動的に行う。(ええ( ゚Д゚)!)
普段から、客先向け等で良否基準を変更することはあるが、それって品質保証の気分だよね。
その微妙な判断をするときは、結果責任回避のために不良判断することが多い。
それをAIで判断するって、まずは、その気分で忖度することを機械学習させる必要があるぞ!
すでに検査装置の自動化が進んだラインでは、自動的に不良部分の排出を行っていたが、歩留まりが悪いため、自動排出をやめて最終判断を人で実施している。矛盾だ!
AIは、万能ではない。まだ、忖度できない。
こんなAIという言葉が一人歩きしていることに腹を立てている。
が、AIの将来は期待している。
AIが自我を持ったら、まずは不要な人員削減するだろうな・・AIを活用しようといってる管理職から
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