ステッパー必見:オセロゲーム設計 その7 メインシーケンス作成

リバースの検索、処理プログラムができたので、メインの対戦用シーケンスを作成します。

目次

1. メインシーケンス概要

2. ステップ処理

3. まとめ

1.メインシーケンス概要

メインシーケンスフローは概要図の通りとしました。

開始時に初期セット、黒2個白2個の配置と黒先手を定義します。

次にVSを人とするか、PLCとするか選択するようにウィンドウ画面表示させます。

PLC対戦の場合は、PLC演算用で処理します。

この部分もステップとCALLで処理していますが、中身を説明すると簡単に?勝てるので今回は省略します。

置き場所においてリバース処理をしたら、白黒の手番を交換します。


2.ステップ処理

ステップ処理は、安心のステッパー記述としました。

D1300にステップ番号 M1300からにエンコードします。

M1364からは、使用せずに条件や検索結果判定としました。

こうすることで1300番台の処理としてまとめられるので、後々処理が楽になります。

エンコード処理部

処理部分A

ステップ部分です。

処理部B

ENCO以降に演算処理を記載します。

そうすることで、処理を確実にします。

これでメインシーケンスの確認をします。

デバッグもこれだと簡単にできます。

ステップ番号で処理状態がわかるので、図のように12ステップで異常があるときは、ここでグレーのよいうに停止処理すると判断が簡単にできますね。

この手法は、実機でも可能なので有効活用おすすめです。


3.まとめ

これで一通りの準備ができたので、PLC側の演算処理も強化して今週末に再再戦を挑みます。

ある程度完成したら、ご希望者に配布も検討します。ぜひチャレンジしてみてください。(プログラム 保障なし、免責なしでお願いします。希望者がいればですが・・)

FA電気設計屋の備忘録

FA設計では、主としてPLC(シーケンサ)を使用してプログラムします。ラダーソフトは、簡便でちょっと理解できれば使えますが、昨今のIOT時代を迎えて、高速、高度化がすすみ、今までPC等の言語系プログラムしかできなかったことさえも可能となっています。そうなると今まで通りの考え方では、プログラム設計はバグとの闘いになります。その闘いの記録とFA設計で必要な備忘録をアップします。

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