シーケンサとPLCとは


元々電気の制御で順番に動作させるという意味で、シーケンスと言われるものがあります。

制御電気図面は、シーケンス図と今でも呼ばれますね。

シーケンサが出る前は、リレーシーケンス制御が、一般的でした。

リレーシーケンスの場合、ハードで、構成されるので、制御盤面が巨大になる。トラブル対応や改造も非常に大変でした。

そこで三菱電機が、シーケンサを開発して、シーケンサ内ブログラムで、処理する事をはじめました。シーケンサと言うと三菱電機製のものを言います。(アメリカの自動車製造工場ではじめたと聞きました?)

他社も同様に開発を進めたのですが、シーケンサは、商標登録されていた?ので、PLC(プログラマブル ラダーロジック コントローラー)と呼ぶようになったそうです。

ラダーロジックの部分は、ロジックだけとなりつつありますね。以前は、ラダー記しかできなかったせいでしょうか?今は、ファンクションブロック、スクリプト、高機能ユニットでは、PID制御から、c言語まで使えます。

PLCをなぜ使うかですが、最初に言ったように、ハード構成が簡略できます。ハード費用と設計工数の削減になります。

小規模でも入出力が合計で、10点を越える場合は、PLCを導入した方がいいでしょう❗

また、入力点数が多い、動作確認したい、テンキー入力、数字表示したいと言うとことがあれば、タッチパネルを導入することをおすすめします。今は、5インチほどの小さくて安価なものもあります。

将来的に。IOTで、色々接続したいとお考えであれば、イーサネットでの接続をしておけば、拡張性は拡がります。

例えば、ビニールハウスの換気扇、ヒーターの制御、ビニール室内の温度の記録を自宅でするなんて事もPLCで簡単にできる時代ですね😃

FA電気設計屋の備忘録

FA設計では、主としてPLC(シーケンサ)を使用してプログラムします。ラダーソフトは、簡便でちょっと理解できれば使えますが、昨今のIOT時代を迎えて、高速、高度化がすすみ、今までPC等の言語系プログラムしかできなかったことさえも可能となっています。そうなると今まで通りの考え方では、プログラム設計はバグとの闘いになります。その闘いの記録とFA設計で必要な備忘録をアップします。

0コメント

  • 1000 / 1000