バグや問題が発生したときに、どうやって解決しますか?三菱PLCにはサンプリングトレース機能とおう便利な機能があるので、これを使ってプログラムのバグ対応をしていきましょう。
目次
1. サンプリングトレース設定と起動
2. サンプリングを実行してみます。
3.最後に「保存方法」
1. サンプリングトレース設定と起動
デバッグーサンプリングトレースで開きます。
トリガを手動でM0とします。
トリガ前とは、M0がONする前の設定した条件での回数で
トリガ後はM0がONした後になります。
総数で8192回までとなりますので、必要に応じて変更する必要があります。
最速でスキャン毎に記録が可能です。
設定参考です。
2. サンプリングを実行してみます。
SampleをGXWorks2で作成します。
テスト用に簡単なプログラムを作ります。
D0をカウントアップさせて、1000になったら、M0をONします。
M0がONとなった時のD0がわかりますか?
サンプリングを実行するには、トレースを手動実行します。
自動実行やプログラムでのサンプリングを実行機能もあります。
サンプリングを実行するとこんな感じとなります。
M0がONするまでは、トリガ後データは進みません。
全部トリガ取り終わるまでお待ちください。
完了するとこんな感じで見ることが可能です。
今回は、サンプル数多かったので醜くなってしまった。
使い方に合わせて回数設定しましょう。
3. 最後に
サンプリングを実行したデータはCSVファイルに保存できます。
エクセルでも見ることができるので、何回か実行したデータを名変更して保存できますし、資料としても提出できます。
トリガの回数、デバイスの設定容量は無限ではないので、使い方は考慮しないといけませんが、高速処理中の問題解決にはいいですね。
ぜひ使ってみてください。
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