三菱PLCソフトバージョンアップにおける通信不具合の処置方法について

1. 現象について

GPP又は、LLTバージョンアップ(8.68W/7.20)したときに、

ラダーロジックテスト起動時または、PLC接続の際に、“セットアップに異常があります。再インストールをしてください”等のアプリケーションエラーが発生する現象がある。

2. 対策について

  注意!まずは、GOTやConfigrater等をバージョンアップした際には、最後にGPPソフトを上書きバージョンアップしてください。!

2-1.レジストリにて三菱通信関係を削除します。

   ファイル名を指定して実行

regedit としてOKする

削除フォルダ +DNaviPlus

            +Environment of MELSOFT

            +MelsecEasysocket

2-2.フォルダの削除

以下をフォルダごと削除願います。

C:\MELSEC フォルダ内のDnaviPlusとEasysocketフォルダを

フォルダごと削除。

2-3.CD-ROMまたは、最新版で上書きインストールを実施する。

3.注意!まずは、GOTやConfigrater等をバージョンアップした際には、最後にGPPソフトを上書きバージョンアップしてください。!


三菱のPLCソフト デベロッパーで以前発生した現象の対応です。

現在のバージョンでは発生しないと思います。

また、GX WORKS2ではこういうことは発生しません。


FA電気設計屋の備忘録

FA設計では、主としてPLC(シーケンサ)を使用してプログラムします。ラダーソフトは、簡便でちょっと理解できれば使えますが、昨今のIOT時代を迎えて、高速、高度化がすすみ、今までPC等の言語系プログラムしかできなかったことさえも可能となっています。そうなると今まで通りの考え方では、プログラム設計はバグとの闘いになります。その闘いの記録とFA設計で必要な備忘録をアップします。

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