バグ修正するときの対応方法 「バグを直す時間を申し出るとき」

プログラムのバグって、いやですね。バグがあると言われるのも嫌ですよね。

でも、いくら事前に検証して、テストを重ねても実装したときにバグが出る場合もあります。

というかないほうが珍しいと思います。

客先や立ち合い相手と一緒に試運転等で立ち合いするときに、

「また、バグかよ!!」って言われて腹が立つこともあると思います。

そこで・・・

(プログラムはちゃんと事前にデバッグされたことを前提とします。現地で作りこみしているような場合は、次にあげることをしても意味ないです。逆効果になるので注意しましょう)


1.まずは、バグはあることは仕方ないので、丁寧に対応する

  「すみません。・・・なので、修正します」

2.・・・の内容を理解できない方にわるように説明します。

 「センサーの取り込み信号は2度はいるので2回動作しないように修正します」

3.修正時間を相手につげる

   待っているほうにするとどれぐらい待つかで対応が変わります。

 「すぐに直します」

 (1分待つか?)で5分もたつと(まだ治らなの?)

  となるので、10分修正でかかりそうなら、「20分ほど修正に時間かかります」

  と宣言したほうがお互いにいいです。

  早く修正できた場合、直すのが早い=優秀と思われるかも・・です。

4.時間が長い場合や宣言時間をオーバーする場合

 「申し訳ありませんが、・・・・なので(理由はいう)もう少しお時間をください」

  または、不具合を見つけるための手段(ロギングやトレース)を設定してことを告げて、不  具合があるがデバッグを継続する。

5.デバッグの経過を共有する

  途中経過がわからないとイライラしてきます。

  病院の待合でもいつになったら呼び出しがかかるかわからないと嫌ですよね。

  同じようにわからない(問題を共有)ことは仕方ないですが、相手のわかる範囲で問題がどこまで解決しているか?今、何が問題なのか知らせてあげることが必要です。

6.生産のロスでデバッグできない場合

  運転しないとデバッグできないケースで「生産ロスで・・これ以上運転できない」と言われ た場合、この場合、オフラインで検証可能であれば、シミュレーション環境を作ってデバッ グすればいいです。それができない場合は、いったん引き上げましょう。デバッグできない、させないような装置を客先に渡せません!強く出ましょう!

 (営業が弱いと負けるんですが・・)


それでも、工期が決まっている場合もありますよね。問題を持ち帰って整理することや長時間デバッグを必要だということをちゃんと説明してお互い協力をすることがバグ解消となります。

あくまで作りこみしたプログラムの場合ですよ。できていないプログラム、できないプログラマーは例外ですよ!

FA電気設計屋の備忘録

FA設計では、主としてPLC(シーケンサ)を使用してプログラムします。ラダーソフトは、簡便でちょっと理解できれば使えますが、昨今のIOT時代を迎えて、高速、高度化がすすみ、今までPC等の言語系プログラムしかできなかったことさえも可能となっています。そうなると今まで通りの考え方では、プログラム設計はバグとの闘いになります。その闘いの記録とFA設計で必要な備忘録をアップします。

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