NCのCADCAMデータ送信_シリアル通信をやってみます。

今回は、CADCAMで作成したデータをNCへシリアル通信でデータを送ります。WIFIで通信します。

前回は、シリアルケーブルを購入して接続しましたが、RS232(シリアルポート)のあるパソコンもないし、ケーブルに場合シリアル通信の場合15mという制限があるので、もっと拡張性がある方法で通信できないかやってみます。

無線WIFIでシリアル通信ができるとあります。

http://www.ratocsystems.com/products/subpage/wf60.html

これでやってみましょう。

NC側は25pin仕様だったので25pinを9pinに変換するケーブルだけ購入してトライしました。

PC側でWifi設定してREXとは通信できたがデータが送れない。

DSR エラーとなって通信できません。

DSRとは、DR:Data Set Ready

装置がつながっていることを知るための信号線です。相手側が正常に動作していると相手から論理"1"が送信されます。通常は相手側の電源が入っているかどうかを確認するためのものです。

この機器の仕様を確認すると

RXD/TXD/RTS/CTSが使用可能です。(DCD/DTR/DSR/RIは使用できません)

とありました。残念!

添付の資料を入手して25pin-9pinのケーブルを作成してつなぎました。半田上げです。

半田付けもできないとFA制御通信で困りますから(得意ではありませんが)

設定等もなく、接続しただけでOKでした。

最初からケーブルでやればよかった?

パソコンのシリアル通信ポートは、PCI シリアルでアマゾンで検索して購入したのもで使えました。ドライバは付属のだとうまくインストールできませんでしたが、購入先サイトから入手して使えました。意外と簡単でした。

FA電気設計屋の備忘録

FA設計では、主としてPLC(シーケンサ)を使用してプログラムします。ラダーソフトは、簡便でちょっと理解できれば使えますが、昨今のIOT時代を迎えて、高速、高度化がすすみ、今までPC等の言語系プログラムしかできなかったことさえも可能となっています。そうなると今まで通りの考え方では、プログラム設計はバグとの闘いになります。その闘いの記録とFA設計で必要な備忘録をアップします。

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