プログラムデバッグ手法

プログラムデバッグってどうやってますか?

三菱のAシリーズとか10年以上前だとシーケンススキャンタイムは、40msec以上だったりしたので、ラダーを目視でみてオンオフ確認しながら、デバッグしてましたね。

最近のPLCはスキャンが数msecだったりするので、デバッグでは、回路が機能したかどうか、どこにバグがあるか目でみてもわからないのです。


そこで、プログラムデバッグのいくつかの手法をご紹介します。

1.内部回路をつかって確認する


こんな回路でX0をオンしてもY0がオンしない!


オン、オフの確認であれば、内部回路をSETすることで判断できます。

また、M0を強制リセットすれば再度確認も可能です。


ところが、X1が何回も信号がチャタリングする場合、何度オン、オフしているか知りたいもありますね。

この場合はデバイスを使います。


こうすると何度オンしたかもわかりますね。

ぜひ、試してみてください。

FA電気設計屋の備忘録

FA設計では、主としてPLC(シーケンサ)を使用してプログラムします。ラダーソフトは、簡便でちょっと理解できれば使えますが、昨今のIOT時代を迎えて、高速、高度化がすすみ、今までPC等の言語系プログラムしかできなかったことさえも可能となっています。そうなると今まで通りの考え方では、プログラム設計はバグとの闘いになります。その闘いの記録とFA設計で必要な備忘録をアップします。

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